世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

ダイエット産業を真似た、オタク向け脱オタ商法

http://www.heartlogic.jp/archives/2006/01/otaku_marketing.html
商機があるとすれば、体験談など集めて書籍化、という形か。いわゆる「モノを売るのでなく体験を売れ」という発想に基づいて、「ちょっとオサレに気をつけたら、周囲の扱いが変わりました」的な体験談をいっぱい詰め込んでおく感じ。

ふと思ったんだけど、コレってダイエット産業のやり口と一緒だよね。前に本館で書いたように、

  • オタク男性=太った女性
  • 脱オタ=男性版ダイエット

という対称性があるから、確かに同じやり方は、ビジネスとしては機能するかもしれない。

http://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/log/2005/08/post_7286.html
「太った女性」と「オタク男性」に共通することは、共に社会から「普通の男女」より「下」の存在だと見なされている点である。そして「太った女性」は、「ダイエット」によって、社会的尊厳を獲得することができる(あるいはそう信じ込まされている)のだ。

・・・・・・ここで、「オタク男性」を「太った女性」と同じ「社会的に見下されている存在」と捉えてみて欲しい。この考え方でいえば、「脱オタ」とは、「男性版ダイエット」と言うことができるのではないだろうか?

もっとも、現在のダイエット産業を見れば明らかなように、こういった「コンプレックス煽り商法」はいろいろな弊害を生むし、本当によいことなのかは疑問だけど。