世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

まぁ僕はおっさんでDQNですからね。

今回の騒動に言及したいろんなトコ見て回ったけど、

  • そもそも女性の中には、「性的部分を欲望されて、人となりを判断されること」に不快感を感じる人がいる

ということはわかった。で、そういう人たちが、今回の僕の記事で不快感を感じている、と。確かにそういう人もいるんだろうなぁ。そういう人の眼には、僕の記事はセクハラに映ったことでしょう。ごめんなさい。
でも、そうじゃない女性もたくさんいるということは、指摘しておきたい。
そもそも僕の女性観は、クラブでナンパして培った部分が大きいので、男性は「見たい」し、女性は「見られたい」という欲望を持っているのがデフォだという感覚があるんですよね。実際僕は、

  • 「クラブ行って声かけられなくなったら、女としておしまい」「ていうか、みんなナンパしに/されに来てるんじゃないの?」と発言する女性。
  • 飲み会になると、「モテてー」「モテてー」を連発する女性。
  • 「ナンパされにクラブ来てるんだけど、声かけてくれる人はカッコ悪い人ばっかでうざい」という女性。←この人に連れの男を紹介したら、「いや……ダサいにも限度が……」と言って断られた。

といったような「見られたい欲望」を露骨にあらわにする女性を、ナンパ師時代にたくさん見てきているから。
で、結局「見たい」「見られたい」という自分の欲望を肯定できない/したくない潔癖な人や、そもそも欲望がない/少ない人は、男女関係なく「非モテ」になりやすいだろうなと思った(うわぁ、身も蓋もないな)。
先日も、「『見る性』であることの自分の暴力性を、自分で嫌悪・否定してしまう」という若い男性に会ったんだけど、僕なんかもうは28歳のおっさんで元ナンパ師なので、もうそこらへん肯定しまくって、良くも悪くも開き直っていますからね。そこらへんの温度差なのかなぁ、と。はてなで自分が「文化系女子的」だと自認している人には、「欲望嫌悪派」の人が多いということなのかも知れない。
で、「欲望嫌悪」自体はその人の素直な感性やポリシーなので批判するつもりはないんですが、もしそれで苦しんでいるのなら、もう少し欲望に素直になったほうが楽なのになぁ、若いんだなぁと、個人的には思います(この記事で言ったように)。
でも大丈夫。みんなもう少し歳食ったら、「見ること」にも「見られること」にも慣れて、幻想も自意識も消えて、「異性なんてそんなもんだ」と良い意味で思えるようになるから。「ソープへ行け!」メソッドならぬ、「クラブへ行け!(ナンパ箱限定)」メソッドでも発動しとこうかな。そして異性に良い意味で幻滅してこい!と。
だからまぁ、「ナンパ箱」みたいな「場の合意」がなされている場で「見る性」の暴力性や「見られる性」としての欲望を発揮するのはいいんだろうけど、「はてな」という若くて潔癖な女性が多いであろう場所でやったのは迂闊でした。ごめんなさいという、7日前に書いたこの記事と同じ話で、今回の件に関してはファイナルアンサーにしておきます。

【僕はもういっそのこと、「DQN」を名乗ってしまったほうがいいのかな?】

今回の記事書いてて思ったんだけど、僕はDQNなんだな、きっと。ラジオクリルタイで竹熊さんが、「モテたいならDQNになるしかない。DQNにならずにモテようなんて、虫がよすぎる。でも俺ら、DQNにはなれないじゃん?」と言っていて、前半には同意しつつも後半に関しては「いや、頑張ればDQNになれますよ」と思ったんだけど、そこらへんからして僕は根が「非モテ的」ではないのかも知れない。
あと今回の話に関連して、90年代後半のコギャル登場以降、自らの欲望を肯定する女性が増えているという「女性の男性化」現象があると思っていて、これが竹熊さんの言う「男性の女性化」と合わさって、今日の「嫌欲望者」の状況が築かれているのかな、とか(関連?)。
ぐはぁ、今回の記事はあまりに身も蓋もないな。みなさん【虐めないでね】。