世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

フェミニストとメンズリブ(マスキュリスト)が共に主張すべきことは

↑の記事に書いたように、僕は中性的で男社会が苦手なので、「男性性から開放され、オンナのように生きたい」と思うことが時々ある。僕がジェンダーフリーの思想に結構興味があるのは、それが「オトコのように生きたいオンナ」による、女性性からの開放運動であるからなんだろう。
で、僕のような「オンナのように生きたいオトコ」が生き辛さを感じるのは男社会に対してなんだけど、「オトコのように生きたいオンナ」が生き辛さを感じる対象は何かって言ったら、これもやっぱり男社会になるのかなぁ?たぶん。女社会ではなくて。
この非対称性はどこから来るんだろう?って考えてみたんだけど、そもそもジェンダーという規範を作っているのが「社会」であるのだから、それを逸脱した生き方を望む人間が直面するのはどっちにしろ「社会」であり、その「社会」を構成しているものが「男的なもの」である限り、ジェンダー論が常に「男社会」との闘争になるのは当然のことなのかも知れない。
だから、もし「社会」が「女性的なもの」で構成されていたら、ジェンダーの闘争は常に「女社会」との闘争になるんだろう……ていうか、これらは共に「男社会」「女社会」といった個別の対象ではなく「社会」というより大きなモノとの闘争なんだろうな。
でまぁ、いまのフェミニストは「オトコのように生きたいオンナ」の権利は声高に主張してくれるけど、「オンナのように生きたいオトコ」の権利は主張してくれないので、ここは片手落ちだと思いますわ。
フェミニストメンズリブ(マスキュリスト)が主張すべきは、「女は抑圧されている」でも「男は抑圧されている」でもなく、「ジェンダーの規範に乗れない/乗りたくない人間は抑圧されている」ということですよ。でこれは、「社会に適応できない/したくない人間は、抑圧されても仕方がないのか」という、より大きな問題に繋がっていくと思うんですよね。