大図解!これがはてな男女間内ゲバの正体だ!!
↑がその正体のモデル図(クリックで拡大)。発端はid:lovecallさんの↓の記事。
・べにぢょのらぶこーる - 「はてなキモイ!」という女心を代弁するょ☆
http://d.hatena.ne.jp/lovecall/20070808/p1
僕の印象では、はてなに来る人たちは、男女関係なく「主流派」から外れた人が多いような気がする。ここでいう「主流」っていうのは、文化的なものとかジェンダー的なものとか、まぁいろいろなんだけど。
ブログを読んだり、オフ会で実際に会ったりして僕の知る限り、はてなの女性は男性的な理屈っぽい考え方をする傾向があり、いわゆる「女社会」にどうも馴染めないという人が多いように思うし、逆に男性は体育会系に代表されるような典型的「男社会」に馴染めずにいる人が多いような気がする。
世の中でなんとなく「主流」と認識されているのは、id:lovecallさんの記事で書かれているような「はてなに馴染まない」人達だと思うのですよ*1。
で、id:lovecallさんはそういう「主流派」の人達を対象にして皮肉的な記事を書いているんだけど、それを見たはてなの女性たちが「女」という単語に反応して自分のことだと思い、「クリリンのことかーッ!」と怒っている。でも、実際に皮肉られている「主流層」にはこの皮肉は届いていないという、非常に残念なことになっている。
はてなで見かける男女論を発端とする揉め事は、大抵こういう行き違いを孕んでいるような気がする。でもこのすれ違いって、相当悲しいことだよね。本来ターゲットとしている相手に皮肉は届かず、思わぬ場所で、想定外の人を間違えて傷つけてしまっているんだから。本当に、絶望的なコミュニケーションの断絶を感じる。
だからはてなの「非主流派」のみんなはさ。そこに書かれている「男」や「女」という単語が果たして自分のことを指しているのかということを、一度冷静に考えてみたほうが良いんじゃないかと思う。怒りに任せて脊髄反射的にキーボードを叩き、酷いブクマコメントを残し、はてな男女間の溝をますます深めてしまうその前に*2。
余談
僕は「理屈でモノを考えがちな自分」があんまり好きではなく、事実「理屈っぽい」と批判されたり馬鹿にされたりすることが人生経験上結構あったので、DQNやギャルみたいにベタな感情で直感的に動く人間になりたいと常々考えており、今回id:lovecallさんが書いたような文章はむしろ褒め言葉だと感じるんだけど、同じ文章を見て「女の子をバカにしている!」と感じる方々もどうやら結構いるらしい。
こういう人達は僕とは逆で、「感情的な自分」があんまり好きではなく、もっと理屈っぽい人間になりたい方たちなのかなぁ。俺は感情的な人間に憧れているから、もっと自分に自信を持って欲しいなーと、なんとなく思った。