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『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

僕の「主張」に関する謝罪について

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NATSU2007:「被害者叩き」についての反省がないような。/「因果応報だから耐えろ」とは言ってないので誤解なきよう。理不尽な脅迫者を詭弁で擁護するはてなの空気を払拭するためにも、脅迫者に対する毅然とした対応は必要。

自分でも、悪かった・間違っていたと思ったことに対しては、心の底から謝罪しますけれども。「情状酌量もあるべき」という僕の主張が変わったわけではないので、ナツさんやid:muffdivingさんが要求する点についてまでは、謝罪しません。

自分で納得できない部分についてまで謝罪するなんて、それこそ誠意のない、ゴミのような、形だけの謝罪でしょう。僕はそこまで無恥ではありません*1

ナツさんやid:muffdivingさんは、「犯罪に良いも悪いもあるか!全て等しく罰せられるべき!」という。しかし、犯罪の程度、加害者/被害者の関係性とそのバックボーンなど、一言で犯罪と言っても様々なグラデーションがあります。これらを一緒くたにして同列に扱ってしまうというのは、僕には納得できません。場合によっては、加害者のほうにむしろ共感してしまうというケースも、あり得るわけです。

その共感のポイントが人によって違いすぎるから、ナツさんやid:muffdivingさんは「一律処罰」するべきだと主張するのでしょう。だからこそ宅間守のような極端な極悪犯罪からネット上の脅迫まで、すべて同列に語られる。でもそれは、強引すぎると思います。ナツさんは僕のこの言い分を「詭弁」だと一蹴しますが、僕にはそうは思えません。

はしごたんの一件のとき、僕ははしごたんのほうに共感したので、あの行動をとりました。あの行動が間違っていたとは、今でも思っていません。しかし、その後の言行不一致は咎められて当然だと思うし、自分でも酷いダブスタで、心底情けない行動だと思います。「お前がいうな」と言われても当然です。

僕は、後者に対しては完全に間違っていたと心底思います。ですから、心の底から謝罪します。しかし、前者については謝罪しません。自分の行動が間違っていたとは、今でも思わないからです。それでも謝罪するというのは、それこそ誠意の欠片もない、保身のことしか頭にない、醜い子供の行動でしょう。

僕の行動の結果、一条さん本人や、彼女に共感する側の人間にムカつかれても、仕方がないことだと思っています。「謝罪文の内容が気に入らない。こんなものではお怒りの客先に見せられない」などと言われても、「ここは会社ではありません。無理に取引していただきたく必要はありませんので、気に入らなければどうぞライブドア社とご契約ください」とお答えします。

もっとも、ナツさんやid:muffdivingさんのようにキチンと自分の考えを書き、筋道を立てて僕を批判することもせずに、はてブ等で「Masao憎し」の感情先行で粘着されたり、「お前の考えはムカつく」という理由でリアル世界で暴力を振るわれたりするのは、流石に勘弁して欲しいものですが。

*1:まぁ、謝罪したほうがギャラリーの心情的に受けが良いのは間違いないんで、「はてな政治的には」誠意の有無に関係なく謝罪が正しいんでしょうけどね。それは無恥にも程があると思うし、僕はブログで「政治」がしたいわけではないので。