サイト紹介 - 「登山日記」
・登山日記：http://gunki-tozan.lovepop.jp/index.html
今日は、非モテ議論大好きっ子のみんなに素敵なサイトを紹介！毎回言葉を飾らず、ホンネで、身も蓋もない（ぜんぶ褒め言葉です）あまりにも素晴らしい社会考察を見せてくれる、「登山日記」さんです。
このサイト最大のポイントは、この手の話題にしては珍しく、モテ系（と思われる）の方が書いてること！*1サイトがブログ形式ではないので Permalink がなく引用しづらいのですが、2006年1/12 の最新の日記はこんな感じ。
もてる→もてるから余裕がある→余裕があるからもてる…永劫回帰。
もてない→もてないから余裕がない→余裕がないからもてない…永劫回帰。
水に落ちた犬は打たれる、これが負の連鎖の基本原理だ。自信のない者は、元に女性にもて
ないというベースがあり、それが原因で自信を無くしてしまっている。そして自信の無さからもて
なくなる。もてないから、さらに自信がなくなる。そのコースを歩んだ者に「自信をつけろ」と言う
のは無茶な話だ。そもこのスパイラルのスタートは「余裕があるか・ないか」でなく、「もてるか・
もてないか」である。だから、こいつが女心を理解しようと思ったら、少年時代に戻ってスクール
カースト上位を狙って成長していくしかねんだわ。
そも自信が付くのは経験、経験はスペック。「スペックじゃない、中身だ！」という場合が非常に
多いが、その、「中身を磨く」ためには初期のスペックが必要なので、日本における恋愛という
ゲームは初期設定で全てが決まると考えて差し支えないだろう。もちろん、このコラムの女性
は「これから少しでももてたいと思うのであれば」という趣旨で書いているのだろうから、非常に
過酷ではあるが、そうまでしてもてたければ努力すればいいだろう。でも割に合わないビジネス
だと思うけどなー。死ぬほどの努力をして、やっとの思いで高コストの恋愛。労力や精神力の
疲労が大きい。これだけやって、手に入るリターンはせいぜい「おれにも彼女できたんだぜ！
初体験したんだぜ！」くらいの見栄話。そう、実はわが国の恋愛とは、世の中から「彼女いない
のは恥ずかしい」、「この年齢でまだ…」などの武勇伝的な価値観さえ排除すれば、不可能層
がここまで悩むことはないのだ。
非モテ議論でよく語られ、僕も何度か取り上げてきた話題ですが（参照１）（参照２）、やっぱり「モテ側」の人間にも、同じ認識の人はいるんだよなぁ。
以前、はてぶで「ブラボーと叫んだ！」タグ付きで紹介させていただいた*2のですが、あまり反響がなかったので、再度プッシュ。非モテ必読のサイトですぜ！
【なかなか好評のようなので追記】
「登山日記」さんの過去ログは、こちらから見られます。面白い！
http://gunki-tozan.lovepop.jp/page016.html
