世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

「萌え」はそんなにイメージの悪い言葉だったのか

非モテが「文化系女子萌え」と言ったのかを検証してみる−まとめサイト脳の恐怖−
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060515/himoteculturemoe

kanoseさんが検証してくれたように、僕は最初の記事では「萌え」という表現は使っていません。なぜ訂正しなかったのかというと、「萌え」がそれほど悪いイメージの言葉だとは思っていなかったから。今回の騒動は、

  • 僕は「萌え」という概念には詳しくなく、「好き」も「萌え」も同じだと思っていた。
  • だからid:utsutsuさんが「萌え」とまとめサイトで使っても、特に問題だとは思わなかった。
  • そこから先は、僕も解説を単略化するために「萌え」という表現を使いはじめた(例1)(例2)。
  • そしたら思いのほか「萌え」という単語はイメージが悪く、嫌悪感を感じた女性がたくさんいた。

ということだと思っています。もし「萌え」が「異常な性的ニュアンスを多分に含むもの」と認識されていて、「その視線がキモい」のだという方がいましたら、それは僕の表現がまずかったということです。申し訳ない。
ただ僕は、「性的魅力」を含まない恋愛関係は存在しないと考えているので、異性に対する「好き」という言葉にも「萌え」という言葉にも、「性的なもの」は多かれ少なかれ含まれていると考えていますけどね。そしてそれは当然のことだと思いますし。
体も心も含めてみんな好きなのが、「それが、それが、愛って〜もんじゃーな〜いのかー!!」(クレイジーケンバンド『スポルトマティック』

【追記】

仮に僕が自分の彼女「丸子」(仮名)に、「丸子のことが好きだよ」ではなく、「丸子萌え〜」と直接言ったと仮定してみる。
……うわ、確かにこりゃキモい。「萌え」はネット上でネタ的に使われる言葉だからあんまり意識しないけど、現実で言ったこれはマズいな。僕は現実で「萌え〜」と実際に言ったり言われたりすることまで想定してなかったから、そこらへんにも温度差があったか。