世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

【非モテ黙示録カイジ】第1回「非モテは僕らの手の中」

非モテは僕らの手の中


非モテは僕らの手の中」

確かにそうかも知れない…非モテの問題は、つまるところ自意識の問題。たとえどんなにモテていようとも、非モテマインドをその手に持つ者は存在する…

例えばあのid:Masao_hate…アレが非モテに見えるか?どう見てもただのイケメンリア充っ…!勝ち組だ。だが奴は、同時にはてな非モテ論壇のカリスマでもある。

奴が性根にもつ、非モテマインドがそうさせるのだ。奴はたとえどんなに客観的にモテていようとも、それを実感することはない…

世界中から賞賛される偉業を成し遂げようが、世界中の女から愛されようが、何千何万とセックスを重ねようが、奴の非モテマインドが消えることはない…

底なし承認欲求に囚われた承認の亡者っ…!その末路がid:Masao_hate

(ざわ…ざわ…)

幼少の頃から奴は飢えてきた。承認に飢えてきた。だが、奴は生まれ変わった…イケメンリア充に…脱オタによってっ…!

奴は得たっ…承認を…!それまで飢えてきたぶん、その喜びと快感は格別のものだった…常人では一生経験し得ないであろう喜びを奴は感じた…「これで俺は幸せになれる!」奴は確信した…

だが、それは罠っ…!底なし承認欲求へと至る道っ…!

奴が得た快感は、それまでの飢えからの反動っ…それはもう2度とは味わえない、禁断の蜜の味…だが承認が日常となれば、その快楽もまた日常となる…

いったん承認の業火に焼かれた身は、もはや普通の承認では満足できない…だが、奴は知ってしまった…承認の甘味を…あの至福の瞬間を再び手に入れるために、奴は承認の亡者となったのだ…

承認欲求の底なし沼にはまった承認ジャンキー…それがid:Masao_hateっ…!始めはゆっくりと…だが着実に…ふと気付けば泥土の中…嵌っている…首まで…

(ざわ…ざわ…)

(都内某所に停泊したクルーズ内)


利根川ようこそ、非モテ諸君っ…!本日ここに集まっていただいた非モテ諸君は「もてたい男性板」からの選りすぐりの勇士たち…どこかの「モテない男性板」で吹き溜まっているだけのクズ共とは、ひと味もふた味も違う精鋭揃い…

利根川今回のクルーズ種目「優越感ゲーム」では、諸君等が一生かかっても稼ぎきれない程の「承認」が得られるよう設計してある…!存分に得て帰って頂きたい。諸君等が渇望して止まない、人生を変えるほどの莫大な「承認」を……っ!

非モテ達:(わっ…!)利根川っ…!利根川っ…!利根川さんっ…!利根川先生っ…!

利根川(ククク…)

優越感ゲーム主催者控え室)


兵藤:今回もよく集まったものよ…承認に飢えた、非モテのクズ共が…

利根川はい、兵藤様。

兵藤:バカな奴等よ…ここで優越感ゲームに勝ったとしても、奴等に待っているのは底なしの承認欲求地獄…産まれながらのリア充共に、一生承認を搾取され続ける運命…id:Masao_hateのように…

兵藤:もちろん負ければ、それはそれ。誰からも愛されず疎んじられ続ける、孤独な人生…

兵藤:つまり、勝っても地獄、負けても地獄…所詮奴等は、この世に生を受けた瞬間から、ゴミのような人生を強いられる運命なのだ…

兵藤:ならばせいぜい、わし等産まれながらの強者のために、搾取され続ける存在になってもらわんとな…それが奴等にできる、せめてもの社会貢献というもの…つまりこのクルーズは、世のため、人のため。そうは思わんか?利根川…ククク…

利根川おっしゃるとおり…ククク…

兵藤・利根川…ククク…クク…

(つづく?)