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家庭用ゲーム機で、ゲーセンと(ほとんど)同じ感覚で縦シューを遊びたいんだぜ! 第1回 - 筐体購入、コレ最強

違和感の正体は、「筐体」にあり!

コンシューマ機のプレイ環境(以下『家ゲー』)と、ゲーセンのプレイ環境の最大の違い……それは「筐体」*1にあります。

ゲーセンのゲームは筐体のモニタとレバーでプレイし、家ゲーは家庭用TVとパットでプレイする。家で縦シューをプレイしたときに感じる「なんか違う」という違和感のほとんどは、コレが原因だと考えてほぼ間違いありません。

「家庭用ゲーム機の縦シュー環境」という本筋からは少し外れますが、今回は「究極の縦シュー環境」、筐体について。「家ゲーのプレイ感覚を、ゲーセンに近づける」というこの講座の目標は、結局のところ「筐体のプレイ感覚を、家ゲーでどのように再現するか」ということに他ならないからです。

筐体購入、コレ最強

実も蓋もない結論を言えば、「ゲーセンと同じプレイ感覚」を隅から隅まで完全に再現しようと思ったら、「筐体を買う」以外に選択肢はありません。

この講座では、PC用液晶モニタや勉強机等、既に家庭にあるモノを組み合わせてゲーセンに近いプレイ環境を擬似的に構築する予定ですが、やっぱり本物にはかないません。これからこの講座で紹介する方法は、「ホントは筐体が良いんだけど置き場所が……」といった人のための、次善の策でしかないとさえ言えます。

筐体に加えて基盤も買えば、まさに鬼に金棒。前回の記事で、「最近の移植モノの移植度は完璧」と書きましたが、ごめんなさい、ワタシ少しオーバーに書きすぎました*2。ゲーセンで鬼のようにやり込んだ人間がプレイすれば、どの移植作品にもアーケード版と微妙に違う部分が必ず見つかります*3。そうした心配を一切せずに「本物」をそのまま遊べるということは、アーケードシューターにとって非常に大きな魅力です。

筐体にも拠るようですが、コンバータを通せば筐体のモニタとコンシューマ機を繋げることもできるので、家庭用STGのプレイ環境としても優秀。まさに筐体購入は、全シューターが憧れる究極の環境なのです。

筐体の欠点

このように、プレイ環境だけ見ればパーフェクトな筐体ですが、欠点もあります。筐体の欠点は、

  • デカいので置き場所を食う。
  • 値段が高い(筐体も基盤も)*4
  • メンテに多少の知識が必要。
  • ゲーム以外に使い道がない。使わなくなったら粗大ゴミ化して始末に困る。
  • 嫁さんが許してくれない。


といった、金銭面や周辺環境の面です。でも、もし貴方がこれらのデメリットをクリアでき、「完全移植」に強いこだわりを持っているのであれば、筐体購入はとても魅力的な選択肢だと思います。置き場と相方のお許しさえあったら、僕も筐体買いたいんですけどねぇ……

筐体・基盤リンク集

僕は実際に筐体を買ったことがないんで、この方面の詳しい解説はできないんですが、筐体関連の情報は↓のサイトが参考になると思います。

【個人サイト】
NEW-29HomePage 部屋をゲーセンにしよう! セガアストロシティにコンシューマ機を繋ぐ方法など。
いってきまーボーン(≧∇≦)ノ彡☆ - 筐体 筐体別サイズ・価格一覧、「ゲーセン椅子」の情報など。
【ショップ関連】
基盤屋リンク集
アーケードゲーム通販ショップ トップス ↑のリンク集になかったので。筐体も売っている。
【価格関連】
中古基盤価格
中古筐体価格


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*1:ゲーセンに置いてある、モニタとレバーとボタンが付いた機械のこと。

*2:アルヨ。

*3:バトルガレッガでなんか鳥の点が高いとか、雷電II3面後半の中型船の耐久力が低いとか。

*4:セガのブラストシティが11〜12万円。安い筐体は3万円くらいで買えるけど、コンシューマ機が繋げなかったりするらしい。基盤は相場や作品に拠るけど、90年代後半以降のSTGは大体1万円〜。人気作の中には10万円以上するものも。