世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

メモ

惑星開発委員会、宇野常寛氏のオタク言説に感じる違和感

「PLANETS vol.3」を今読み中なんだけど、その途中で感じたことをメモ。宇野氏は作品の「内容」に視点が傾きすぎじゃないだろうか。 オタク文化には作品の「内容」の他に、作品をコミュニケーションの「ネタ」として消費するという側面もあるのだけれど*1、…

新人類、オタク、そして脱オタ

この前「環石館」のid:cyclolithさんが、「脱オタも最近、あんまり話題に昇らなくなりましたよね」と言っていて、確かにそのとおりだと感じたのだけれど、宮台真司の文庫版「制服少女たちの選択」第2部「コミュニケーションの進化史」を読んで、その理由が…

いじめは、思春期優越感ゲーム(スクールカースト)における自分の優位性を確認するための「儀式」として行われているのではないか

という仮説を思いついて、ここから スクールカーストにおいてオタクが底辺に置かれる必然性 「儀式」が思ったとおりにいかなかった場合の加害者の心理とその後の対応 この「儀式」の生贄に選ばれてしまった場合の対処法 等が導き出せそうな気がしたので、し…

脱オタの困難さとは、ハビトゥス(規範システム)から抜け出すことの困難さそのものと見つけたり

ブルデューによれば、ハビトゥス(規範システム)は、「集団のすべての特性、およびその特性と他の集団の特性についての判断を生み出す生成原理」であり、その集団の成員に対して「道理にかなった慣習行動を生み出し、またこうして生み出された慣習行動に意…