妄想じゃない、リアル非オタ彼女がアニメを観たときの反応を淡々と記録するよ
↑は増田の願望とか妄想とか、そういうものが色々と入り混じった記事らしいけれど、僕はリアル非オタ彼女と一緒にアニメを何本か観たことがあるので、そのときの彼女の反応を淡々と記録してみる。妄想じゃない、正真正銘の非オタ彼女がアニメを観たときの、リアルな反応がこれだよ!*1
リアル非オタ彼女紹介
- アニメ・マンガは、自分から積極的には観ない。僕がおススメしたマンガは借りて読む程度。
- でも、別にアニメやマンガが嫌いなわけではない。
- オタクへの偏見もなし。「げんしけん」(マンガ版)を貸したら面白かったと言っていた。
- アニメ絵も平気。
- 小学生の頃は、女子のたしなみとして普通にセーラームーン等を観ていた。
- 中学のときにエヴァブームがあり、普通に観ていた。夏エヴァは男友達と映画館で観た。
- でも、たぶん非オタ。
- 映画はメチャクチャたくさん観てる(年間100本くらい)。
- 小説も、宮部みゆきとかメジャー路線を中心にメチャクチャたくさん読んでる。
- 現在広告代理店企画部勤務。
- とはいえ、「らき☆すた」とかオタ最適化系作品は、たぶん名前も知らないんじゃなかろうか。ハルヒは名前だけ知ってる。その程度のハマり具合。
ありのままに起こった事を話すぜ!
- 鉄コン筋クリート
事前に原作を読んでファンになっていたせいもあって、非常に受けがよかった。僕も原作好きなんだけど、好きな漫画が映画やアニメになるとガッカリすることが圧倒的に多い中、コレは唯一漫画よりアニメ版のほうが面白いと思った作品。「凄かったねー」と映画館出てから喜びを語り合った。
- イノセンス
半分くらい寝てた。面白くなかったらしい。SF的な設定にロマンを感じて僕はとても楽しめたけど。終わった後、「面白い映画を観た後は、テンション上がるよねー」と興奮気味の僕に対し、「よかったねぇ」とクールな反応。
- 立喰師列伝
アニメと呼ぶには微妙だけど、押井守繋がりということで。またも彼女は2/3くらい寝てた。アニメが駄目というより、押井作品自体が彼女のツボには合わないらしい。僕的には、無駄に難解な言い回しやユーモアセンスがツボに入り、最高に面白い作品だったけど。押井守が全共闘世代だとか、犬や食事のシーンが特徴だとか、事前の豆知識の有無も、僕と彼女の間での評価を分けたような気がする。(観終わった直後の僕のレビュー)
- ヱヴァンゲリオン新劇場版:序
一緒に観に行こうと誘ったんだけど、来てくれなかった。10年前の夏エヴァは劇場まで観に行ったと言っていたから来ると思ったんだけど、「今になって、お金払ってまでは観たいと思わない」とのこと。(観終わった直後の僕のレビュー)
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
仕事繋がりで彼女が会社の同僚から借りて来たので、一緒にDVDで観た。TV版のダイジェスト版みたいなもんなので、TV版を知らないときつそうだと思い、僕が解説入れながら。「Masaoのおかげでよくわかった!」と感謝された。今、ちょうど家でTV版のほうを借りてきて観ているらしい。
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
Z同様、彼女の仕事繋がりで。絵柄がZに比べると新しいので、観やすそうだった。「ガンダムはやっぱり戦闘シーンがカッコいい。他のロボットものとは一味違う」という感想を述べていた。やっぱり僕が、時代背景や組織の繋がりを解説しながら観た。
……と、うちの彼女の反応はこんな感じ。特にアニメに偏見を持っていない非オタなら、普通の映画やドラマと反応に大差ないと思う。気に入る作品は気に入るし、気に入らない作品は気に入らない。
ただ、↑に挙げた作品はどれも彼女自身も自主的に観ようと思って観た作品で、元増田の記事が言ってるように「観せた」わけではないので、その辺で反応は変わってくるかもなー、とは思った。ていうか、基本的に彼女が全然興味の無い分野には、わざわざ誘ったりしませんがな。
もし、非オタ彼女をアニメの世界に誘い込みたいなら、やっぱり最初は原作付きで彼女も好きな作品を見せるのが良いと思う。ワンピースとかスラムダンクとかドラゴンボールとか*4。この辺は、OLでも普通に観てる人多いし*5。まぁそこから「アニメ全般」にハマるとは、あんまり思わないんだけど。
追記 2008/07/24 AM.6:00
改変ネタを作ってみた↓
シューターが非シューターの彼女にSTG世界を軽く紹介するための10本