世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

ネット社会の現代、「傍流であること」は問題にならない。むしろ問題は……

http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20081226/1230217279#c
p_shirokuma 2008/12/26 08:20
んーと、じゃあ、こういえばいいのかな。「ラノベ」「二次元美少女」の「ジャンプ化」が進む、みたいな。漫画というカテゴリは、割とこの現象が早い段階から起こっているじゃないか、みたいな。ジャンプぐらいのカテゴリになると、オタクの分野というよりは、みんなの分野じゃないですか。これと同じ流れが、ラノベやら二次元界やらに入ってきたらどうなるのよ?ということです。

そうなると、メジャーなところは脱臭され、癖のあるところ残存はしても、そのジャンルの主流から傍流へと追いやられるんじゃないかと思うわけです。例えば幼女みたいなものは、全滅はしないかもしれなくても、ジャンルの中央でふんぞり返ることは、もう無理なんじゃないでしょうか。

傍流であることや相対的に規模が小さいことは、ネット時代の現代、もはや問題にならないと思うんですよね。たとえばSTGは、たぶん全国で数千人しかユーザーがいませんが、僕は「twitterシューター部」によって100人以上の同好の士と薄く繋がっています。

シロクマさんの元記事にもありますが、仮に「「ラノベ」「二次元美少女」の「ジャンプ化」が進」んだとしても、変化するのは既存の萌えオタの相対的規模であって、絶対的規模ではないわけです。簡単に同好の士を探すことができるネット時代に重要なのは、絶対的規模のほうではないかと。

そこはオタク文化の「主流」ではないかも知れませんが、ネットがある現在、十人程度のコミュニティが構築できれば、文化的インフラとしてはそれで充分だと思います。

だから僕は、「超ライトオタク」的な人種がラノベや美少女コンテンツを消費するようになったとしても、既存のオタクとは別のコミュニティとして固まり、住み分けが行われるようになると考えています。「オタク文化美少女科ライトオタク族」と「オタク文化美少女科萌えオタ族」で分離するといった感じで。同じコンテンツを嗜好しているからといって、コミュニケーションのノリが違う集団と付き合う必然性は、もはや存在しないわけですから。

ただ、「同じコンテンツを違うノリの人種が共有している」という状況は、結構ヤバい状況だと思う部分もあって、それが記事にも書いた「新人類VSオタク」的な、コミュニケーションのノリの相違から来る優越感ゲームです。もし「萌えオタ」の居心地が悪くなるとしたら、それは「主流から外れること」が原因ではなく、「優越感ゲームの結果」ではないかと思います。

この戦争は恐らく、新人類の時代同様に「イケてるオタク」であるライトオタク側から仕掛けられると僕は見ていますが、この戦争が始まった場合、現在の萌えオタは居心地が悪いことになるかも知れません。

ただこの場合でも、「オタク文化美少女科萌えオタ族」はネット等のテクノロジーにより、ヌルいコミュニティ……シロクマさんが言うところの「安住の地」を、維持し続けるのではないでしょうか。

シロクマさんは、中年オタクのそうした様を見て「日和った」と思うかも知れませんが、得てして文化というものは、受容した人間とともに老い、衰退し、死んでいくものです。ロック然り、モッズ然り。「萌え」についていけなくなったオタキングは、オタクを解雇されました。萌えオタもまた、例外ではないのでしょう。

【↓超ライトオタク関連、未来予想図w】
超ライトオタクまとめ的 〜 「萌えオタVS超ライトオタク100年戦争史(序章)」